前回からの続きです。
ホテルの一室での儀式から結婚式場に場所を移し、いよいよ結婚式という名の坊さん達による読経がスタート!!
うん。まったく分からん。一応、嫁側の出席者は、皆さん読経を口ずさんでいましたので、日本の読経よりはとっつきやすいものなのかなと思います…
読経中に、仏陀にワイ(日本語訳「合掌」)
読経は30分ぐらいで終わり、その後、坊さんたちは、食事をし帰るという流れです。
お布施(金)と食料を最後にお渡ししました。
いわゆる、喜捨(タンブン)ですね。早朝によく見かける光景です。
さて、タイスタイルの結婚式が終わると小休止を挟み、次は中国スタイルの結婚式が始まりました!!
この間、嫁はお色直しです。
※嫁は中華系のタイ人ですので、ぱっと見、日本人にも見えるので、よく日本人から道を聞かれるみたいです…
正直、中国スタイルは、どの辺が中国的なのかよくわかりませんでしたが、額に白い粉みたいなもんを付けたこと。
その後、出席者全員から合掌している僕と嫁の手に、容器に入れられた水をかけるなどの日本では馴染みの薄いというか見たことのないプログラム内容を執り行い、無事、結婚式は終了しました。
ちなみに、僕の友人が気にしていた…
タイ結婚式の祝儀と服装についてですが、
祝儀は、不要です(嫁より…)
ただ、中国スタイルの結婚式の終盤に出席者全員に引き出物(タイシルク)を渡すんですが、その時、嫁側の親族からはご祝儀をいただきました。
しかし、嫁の友人達からは、いただいていません。
このあたりの線引きは、正直よくわかりませんが、もし、タイ人と結婚する際は、タイ人配偶者に確認したほうが無難ですね。
ちなみに、僕の両親については、祝儀を用意するようにと嫁から言われたので、用意しました。
相場がよく分からなかったので、5万円を包んどきました。
(おそらく、5万円という金額は、日本の相場とは違いかなり高額な金額だったと思います。実際、ご祝儀は全て、嫁側に入りましたので、ご祝儀の相場は不明です…)
服装は、自由です…
あまり、派手な格好でないなら特に問題ないと思います。
ただ、タイは、黒色が日本と同様に祝いの席では相応しくない色ですので、黒色は絶対に避けましょう。
ということで、僕の友人は白のポロシャツ(真っ白じゃないよ)に長ズボンで出席してもらいました。
スーツは不要!!!
※嫁の友人は、普通にカーキ色のTシャツにジーンズって服装でしたから、やっぱり自由やと思います。
無事、12時に結婚式の全プログラムが終了しました。
当初の流れとしては、家族で昼ご飯を食べて、PM6時から開宴の披露宴まで休憩タイムっていうことだったんですが…
嫁の母親が結婚式前日に入院
元々病気がちだったお義母さんが、結婚式の前日に倒れてICUに搬送されたんです。
当たり前ですが、結婚式には出席できなかったので、結婚式と披露宴の間に家族で病院に行きました。(嫁の父親、祖母、姉妹、次女の旦那、僕の両親でお見舞いに行きました)
僕は前日にも、お見舞いに行っていたので、状況はなんとなく分かっていたんですが…
病室に入ったら…
お義母さんが結婚式で着る予定だったドレスを着ていたんですよね…
この時は、本当にこみ上げてくるものがありました…
写真を撮る際は、チューブを外し、医療器材を全て移動させて写真を撮りました。もちろん病院の看護師さん達の協力もあって実現したことですが…
タイ王国は、本当に暖かい国だと心底思いました…
次回に続く…